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犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日  柳田邦男

犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)の前半は息子が脳死になるまで、なった後を記録したもの。
後半をそれらの経験を踏まえた上で著者が脳死をどう捉えるか考察したもの。

本書は読み進めるうちにどんどん感触が変化していく。
圧巻は後半の著者の脳死をめぐる問題に関しての考察だ。
著者は脳死を死として捉えるのではなく、もっとファジーに捉えていくべきだとする。
臓器移植法は現在でも改正をめぐり国会で議論が起こる。
最初に出版されてから久しいがまだまだ本書に学ぶことは多い。
移植医療に限らないが、もっと誰もが自分自身の死生観を身につけていく必要がある。

脳死とは何か、脳死移植とは何か知りたい人、自分の死生観を深めたい人にオススメです。


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